特殊加工
遮光バイアル
遮光バイアルの概要
紫外線の吸収は薬剤の変質や着色の原因となります。バイアルの外表面に酸化亜鉛薄膜を形成する事で380nm以下の紫外線を遮光する機能を付与します。
褐色バイアルと比較して内容物の視認性を保ち、薬剤中への鉄溶出をなくす事が可能です。
遮光バイアルは特許を取得(JP6462922)しており安心してお使いいただけます。
工程について
機能 - 遮光性
機能 - 開発背景(褐色容器の問題点)
紫外線を遮光する方法として、医薬品用ガラス容器では鉄やチタンを添加した褐色ガラスが最も普及しています。
しかし褐色ガラス容器には内容物の視認性が悪いという問題点があります。また、ガラス内表面からの溶出鉄が薬剤に悪影響を与える事例が報告されています。
遮光バイアルでは、これらの問題を解決します。
機能 - 内容物視認性・色調識別性
機能 - 鉄溶出
カスタマイズ(ガラス加工)
お客様のご要望に応じて様々なサイズ・形状のバイアル向けに遮光処理が可能です。
またIRASやシリカコート処理等の内面特殊加工との併用、洗浄滅菌済み製品としてのご提供も可能です。
またIRASやシリカコート処理等の内面特殊加工との併用、洗浄滅菌済み製品としてのご提供も可能です。